第8回 ネットワーク生態学シンポジウム
開催日:2012年3月15日-16日
開催地:慶応湘南藤沢キャンパス(SFC)
ポスター優秀賞
2012年3月15日-16日の2日間に慶応湘南藤沢キャンパス(SFC)にて開催された第16回ネットワーク生態学シンポジウムのポスター優秀賞は,参加者の投票により松林達史さん に決定しました.
一般公演優秀賞
2012年3月15日-16日の2日間に慶応湘南藤沢キャンパス(SFC)にて開催された第16回ネットワーク生態学シンポジウムの一般公演優秀賞は,参加者の投票により松林達史さん に決定しました.
シンポジウム概要
第8回目のシンポジウムとなる今回は,2012年3月15日-16日の2日間,慶応湘南藤沢キャンパス(SFC)にて開催致します.
一般セッションでは,「ネットワーク」に関わる情報通信,アルゴリズム, 統計物理, 社会学, 生物学,などの分野から講演(研究報告)とポスターのご発表を幅広く募集致します.一般セッションの他に招待講演による特別セッションも企画してます.
おもなトピックス
複雑ネットワーク(スモールワールド・スケールフリーモデル)
ウィルス拡散や連鎖的被害(停電、渋滞、倒産など)の防御策
Webポータルやコミュニティの抽出
企業等のソーシャルキャピタルの調査・活用, ブログ解析
情報空間の可視化
ネットワーク経済指標
ネットワーク中心性
SNS, 口コミや情報流通
生物的・社会的メカニズムに誘発されたネットワーク設計
動的適応通信,自律分散システム
P2P,センサやアドホックネットワーク
自己組織化経営
重要日程
発表参加申込締切:2012年1月20日
発表者名,発表タイトル,著者リスト,概要300字,論文(Extended abstract)
論文締切:2012年2月24日 アップロード方法は参加申込者に別途通知します
シンポジウム開催日:2012年3月15日-16日
提出論文(Extended abstract)について
フォーマット:任意(A4サイズ)
1ページ目にタイトル,著者名,所属を含むこと
ページ数:2ページ
ファイル形式:PDF
提出締切:2012年2月24日
アップロード方法は参加申込者に別途通知します
ポスターについて
SpatialChat(https://spatial.chat/)を使用したオンラインポスターセッションを開催予定です
フォーマット:任意(A1横長サイズ<縦594mm,横841mm>)
ファイル形式:SVGまたはPDF(SVG形式に変換して使用します)
提出締切:2012年2月24日
アップロード方法は参加申込者に別途通知します
プログラム(確定版)
3月15日(木)
12:30-13:00 受付
13:00-15:00 一般講演1:ダイナミクス, 座長 林(JAIST)
15:00-15:15 休憩
15:15-16:45 招待講演1:「建築に潜む共通のネットワーク構造」 松川昌平氏(000studio/ゼロスタジオ)
17:00-18:45 ポスターセッション
19:00-21:00 懇親会
3月16日(金)
9:30-12:00 一般講演2:ネットワーク指標, 座長 田中(山形大)
12:00-13:45 昼食 + 運営委員会
14:00-15:30 招待講演2:「異なる通信サービスのデータを補完的に利用した社会ネットワークの構造分析」 会田雅樹氏(首都大学東京)
15:30-15:45 休憩
15:45-17:45 一般講演3:SNSとコミュニティ分析, 座長 風間(NTT未来ねっと研)
17:45-18:00 次回の予告
一般講演
O1:ダイナミクス
O2:ネットワーク
O3:SNSとコミュニティ分析
招待講演
招待講演1:松川昌平氏 000studio/ゼロスタジオ
「建築に潜む共通のネットワーク構造」
招待講演2:会田雅樹氏 首都大学東京
「異なる通信サービスのデータを相補的に利用した社会ネットワークの構造分析」
特別セッション
「建築に潜む共通のネットワーク構造」
司会: 井庭 崇(慶応大)
氏名: 松川昌平 氏 (000studio/ゼロスタジオ)
概要: 一見全く異なる建築形態の背後には, 共通のネットワーク構造が潜んでいることがある. 自作の設計プロセスをご紹介しながら「建築」と「ネットワーク」との関係性について考えてみたい.
「異なる通信サービスのデータを相補的に利用した社会ネットワークの構造分析」
司会: 林 幸雄(北陸先端大)
氏名: 会田 雅樹 氏 (首都大学東京)
概要: 通信サービスに関する各種データ(トラヒック量,ユーザ数など)には,何らかの形で人間社会の活動の特性が反映されていると考えることができる.その特性には,分析した通信サービスに固有のものと,特定の通信サービスに依存しない普遍的な構造に起因するものに分けることができる.本講演では,複数の通信サービスのデータを相補的に利用し,それら複数のデータを説明可能なミニマルモデルを考えることにより,特定の通信サービスに依存しない普遍的な社会ネットワーク構造を調べた結果について解説する.