第9回 ネットワーク生態学シンポジウム
開催日:2012年12月15日(土)-16日(日)
開催地:沖縄国際大学
開催日:2012年12月15日(土)-16日(日)
開催地:沖縄国際大学
2012年12月15日(土)-16日(日)に沖縄国際大学にて開催された第9回ネットワーク生態学シンポジウムのポスター優秀賞は,参加者の投票により伏見卓恭さん (静岡県立大学)に決定しました.
2012年12月15日(土)-16日(日)に沖縄国際大学にて開催された第9回ネットワーク生態学シンポジウムのポスター優秀賞は,参加者の投票により岡本洋(富士ゼロックス(株))に決定しました.
第9回目のシンポジウムとなる今回は,2012年12月15日(土)-16日(日)の2日間,沖縄国際大学 にて開催致します.
一般セッションでは,「ネットワーク」に関わる情報通信,SNS, アルゴリズム, 統計物理, 社会学, 生物学,などの分野から講演(研究報告)とポスターのご発表を幅広く募集致します.一般セッションの他に招待講演による特別セッションとパネル討論も企画してます.
複雑ネットワーク(スモールワールド・スケールフリーモデル)
ウィルス拡散や連鎖的被害(停電、渋滞、倒産など)の防御策
Webポータルやコミュニティの抽出
企業等のソーシャルキャピタルの調査・活用, ブログ解析
情報空間の可視化
ネットワーク経済指標
ネットワーク中心性
SNS, 口コミや情報流通
生物的・社会的メカニズムに誘発されたネットワーク設計
動的適応通信,自律分散システム
P2P,センサやアドホックネットワーク
自己組織化経営
発表参加申込締切:2012年10月29日(月)
発表者名,発表タイトル,著者リスト,概要300字,論文(Extended abstract)
論文締切:2012年11月26日(月)アップロード方法は参加申込者に別途通知します
シンポジウム開催日:2012年12月15日(土)-16日(日)
フォーマット:任意(A4サイズ)
1ページ目にタイトル,著者名,所属を含むこと
ページ数:2ページ
ファイル形式:PDF
提出締切:2012年11月26日(月)
アップロード方法は参加申込者に別途通知します
SpatialChat(https://spatial.chat/)を使用したオンラインポスターセッションを開催予定です
フォーマット:任意(A1横長サイズ<縦594mm,横841mm>)
ファイル形式:SVGまたはPDF(SVG形式に変換して使用します)
提出締切:2012年11月26日(月)
アップロード方法は参加申込者に別途通知します
12月15日(土)
12:15-13:00 受付
13:00-15:00 一般講演O1:座長 澤井(NICT 未来ICT研究センター)
15:00-15:15 休憩
15:15-16:45 パネル討論
16:45-17:00 休憩
17:00-18:30 ポスターセッション
19:00-21:00 懇親会
12月16日(日)
9:00-10:30 招待講演1:ネットワークの微細構造はその頑健性にどのような影響を与えるか?
10:30-10:40 休憩
10:40-12:10 一般講演O2:座長 鳥海(東大院 システム創成学専攻)
12:10-13:10 昼食 + 運営委員会
13:10-15:10 一般講演O3:座長 林(JAIST)
15:10-15:20 休憩
15:20-16:50 招待講演2:グラフ可視化の高速化
16:50-17:00 次回案内
O1:ネットワーク指標と実応用
O2:ソーシャルネットとコミュニティ
O3:ネットワーク生成と頑健性
「ネットワークの微細構造(次数相関・モジュラー構造)はその頑強性にどのような影響を与えるか?」
司会: 林 幸雄(北陸先端大)
氏名: 谷澤 俊弘 氏(高知工業高等専門学校電気情報工学科)
概要: 複雑ネットワークはその構成ノードが相互連結することにより全体として機能する。従って,外部環境からノード・リンク除去を含むさまざまな擾乱を受けた場合,全体の連結性がどのように保たれるかあるいは破壊されるかを調べることはネットワーク科学にとって重要な課題の一つである。従来この問題はノードの次数分布のみに基づいて調べられてきたが,最近,ノード間結合の次数相関やネットワーク内のモジュラー構造を取り入れた,より精密かつ現実的な解析が行われ始め,次数分布のみに基づく解析結果が大きく修正される場合があることもわかってきた。本講演では,このようなネットワークの微細構造がその頑強性に与えるさまざまな影響についてわかりやすく解説する。
「グラフ可視化の高速化」
司会: 風間 一洋(和歌山大学 システム工学部)
氏名: 松林 達史 氏(NTT サイバーソリューション研究所)
概要:グラフ可視化とは、直接「見る」ことのできない高次元空間上に分布している関係データを,「見る」ことのできる2次元空間に写像する手法であり,複雑ネットワークの構造を視覚的に理解する際に広く用いられている.グラフ可視化を用いることにより,全体の構造を直感的に理解することが可能であり,かつキーワード全体を俯瞰することによりロングテールな話題を分析することができる.本講演では,グラフ可視化の高速化手法の関連研究の紹介を行いつつ,我々の開発してきた,いくつかの可視化ツールについて紹介を行う.
パネル討論
「つぶやき&絆から参加する社会へ」
司会: 林 幸雄(北陸先端大)
パネラ: 友知政樹氏(沖縄国際大学), 和崎宏氏(ひょっこむ), 風間一洋氏(和歌山大学)
主な内容: 現代において多くの人々は社会的課題に無関心だが, 一方ではネットを介して関心を示す人々もいる.何故こうした傾向が生じるのか?,我々の深層心理に潜む地域や職業の権威も考えながら, ネットワークメディアが切り開く可能性について議論する.