第21回 ネットワーク生態学シンポジウム
開催日:2026年3月6日(金)~7日(土)
開催地:東北大学・片平キャンパス・知の館
開催日:2026年3月6日(金)~7日(土)
開催地:東北大学・片平キャンパス・知の館
第21回ネットワーク生態学シンポジウムは,2026年3月6日~7日に東北大学・片平キャンパス・知の館で開催を予定しています.
今回は4件の招待講演,および,ポスター発表を行います.
ネットワーク研究を始めようとする大学生,大学院生から,ネットワークについて造詣の深い研究者まで 幅広い層がお互いに刺激し合えるようになっておりますので,皆様ふるってご参加下さい.
ポスターセッションでは,「ネットワーク」に関わる 情報通信,統計物理,アルゴリズム,生物学,経済学,社会学などの分野からポスター発表を幅広く募集致します.
委員長:田中敦(山形大学)
委員:鳥海不二夫(東京大学),今井哲郎(長崎大学),守田智(静岡大学),伏見卓恭(東京工科大学),伊東啓(長崎大学),井上寛康(兵庫県立大学),山野泰子(東京大学),中条雅貴(東京大学),福崎竜之輔(東北大学),藤木結香(東北大学)
複雑ネットワーク(スモールワールド・スケールフリーモデル)
ウィルス拡散や連鎖的被害(停電、渋滞、倒産など)の防御策
Webポータルやコミュニティの抽出
企業等のソーシャルキャピタルの調査・活用,ブログ解析
情報空間の可視化
ネットワーク経済指標
ネットワーク中心性
SNS,口コミや情報流通
生物的・社会的メカニズムに誘発されたネットワーク設計
動的適応通信,自律分散システム
P2P,センサやアドホックネットワーク
自己組織化経営
発表申込締切:2026年2月8日(日)-->【延長】2026年2月15日(日)
発表者名,発表タイトル,著者リスト
論文(Extended abstract)締切:2026年2月28日(土)
聴講申込締切:2026年2月28日(土)
懇親会申込締切:2026年02月21日(土)
シンポジウム開催日:2026年3月6日~7日
参加費
一般(教員,社会人など学生以外):5,500円(税込)
学生:3,300円(税込)
申し込み方法
発表参加/聴講参加申し込み用URL(Peatix):【申し込みはコチラ】
懇親会申し込みは↓↓からお願いします(2026年2月17日追記)
フォーマット:任意(A4サイズ)
1ページ目にタイトル,著者名,所属を含むこと
ページ数:2ページ
ファイル形式:PDF
提出用のフォーム:【提出先はコチラ】
ご提出いただいたExtended abstractはシンポジウム参加者にのみ,後日オンライン上で公開されます(2026年2月17日追記)
現地での物理展示ポスターセッションを開催予定です
フォーマット: A0サイズ推奨(縦長推奨.展示板は横900mmx縦1800mm)
懇親会費
一般(教員,社会人など学生以外):5,500円(税込)
学生:3,300円(税込)
申し込み方法
【申し込みはコチラ】よりお申し込みください
日時場所:
3月6日(金)18時~20時
場所:牡鹿半島 朝市店
先着30名まで,定員に達し次第締め切る場合があります (2026年2月17日追記)
2026年3月6日(金)
13:00~13:40:受付
13:40~13:45:オープニング
13:45~14:45:招待講演1(東北大学・平野愛弓氏)
14:45~15:00:(休憩)
15:00~15:30:国際会議報告(東京大学・中条雅貴氏)
15:30~16:00:ポスター優秀賞記念講演(北陸先端科学技術大学院大学・小川泰司氏)
16:00~16:15:(休憩)
16:15~16:45:ポスターアピールタイム
18:00~20:00:懇親会
2026年3月7日(土)
10:00~12:30:ポスターセッション
10:00~11:15:前半(奇数番)
11:15~12:30:後半(偶数番)
12:30~14:00:(昼休憩/幹事MTG)
14:00~15:00:招待講演2(東北学院大学・鈴木努氏)
15:00~15:15:(休憩)
15:15~16:15:招待講演3(東北大学・藤原直哉氏)
16:15~16:20:クロージング
講演者:平野愛弓(東北大学)
タイトル:再構成実験系で探る細胞膜電界と神経ネットワーク
概要:本講演では、人工細胞膜系と培養神経回路系という二つの再構成実験系を通じて、生体における局所電界とネットワーク動態の関係性を考察する。前半では、従来膜に垂直な電圧によって議論されてきた膜物理に対し、膜に平行な電界という新たな入力軸を実装し、この平行電界により脂質二重膜の分子秩序やイオンチャネルの開閉ダイナミクスがどのように変調されるか検討した結果を紹介する。後半では、構造を制御した培養神経回路を用いたリザバーコンピューティング実験を通じて、回路構造と動的応答、計算能力の関係を検討した。これら二つの再構成系を通じて、分子スケールの物理量とネットワーク動態をつなぐ視点を提示し、膜電界計測を介した階層接続の展望を述べる。
講演者:鈴木努(東北学院大学)
タイトル:社会ネットワーク分析の温故知新:ソシオメトリーを振り返る
概要:社会ネットワーク分析は、現在では人文社会科学の分野においても標準的な分析手法のひとつになりつつあります。しかし、人間関係のネットワークを扱う研究方法としてはソシオメトリーが既に1950年代に日本にも紹介され、新しい分析手法として注目を集めていました。それがなぜ標準的な分析手法として定着せず、1980年代に社会ネットワーク分析として再導入されることになったのか。日本の社会学と関連領域におけるソシオメトリーの受容と衰退を振り返り、現在の社会ネットワーク分析がそこから何を学ぶことができるのか考えます。
講演者:藤原直哉 (東北大学大学院)
タイトル:人流研究のいま:データからモデルへ、過去から未来へ
概要:人流は、社会における経済活動や都市機能を反映しており、その分析は社会構造の理解と将来予測の基盤となる。近年、GPSデータに代表される高精度・高頻度データの蓄積と解析技術の進展により、データを用いた実証研究のみならず理論モデルの高度化も進んでいる。人流研究の魅力のひとつは、多様な時間・空間スケールが交錯し、集団レベルの地域間流動から個人行動に至るまで多様な法則性が見いだされ、複数の方法論が可能である点にある。本講演では、著者らの最近の研究成果を紹介し、公衆衛生や防災などへの応用可能性と、過去・現在・未来を貫く研究の展開を論じる。
講演者:小川泰司(北陸先端科学技術大学院大学)
タイトル:ラプラシアン行列の第二最小固有値最大化がネットワーク結合耐性を強化する
概要:現実の多くのネットワークに共通するスケールフリーネットワークは大多数の低次数ノードと極少数のハブから構成、次数分布がべき乗則に従う、ハブを中継した短い経路となる効率性といった特徴がある。しかし、このような構造は、悪意のある攻撃や故障によるハブの機能停止によるネットワークの脆弱性が指摘されている。一方、拡散方程式の解と関連する、ラプラシアンの第二固有値の固有ベクトルの成分が道路網のノード間の連結性の強弱を示すことから、第二固有値とネットワーク全体の頑健性にはなんらかの関係があると推測し、第二固有値を最大化してそれらを測定した。
複雑ネットワークにおける次数分布に対する最短ループ長と最適な穴の大きさ:河戸幾利(北陸先端科学技術大学院大学),林幸雄(北陸先端科学技術大学院大学)
科学ベース特許における時間的な知識探索戦略:Hotspot理論の視点からの進化と価値創造:李兆祺(東京大学大学院),山野泰子(東京大学未来ビジョン研究センター),西本恵太(東京大学大学院),浅谷公威(東京大学大学院),坂田一郎(東京大学大学院)
Supply Chain OSINT Agentによる公的統計の死角を補完する中台産業ネットワークと相互依存性分析:深田大登(総合研究大学院大学・国立情報学研究所)水野貴之(国立情報学研究所・総合研究大学院大学)
研究生産性向上に資する共著ネットワークの構造的特徴の分析:坂東幸浩(下関市立大学),近藤宏樹(下関市立大学),松浦健二(下関市立大学)
テンポラルネットワークにおける戦略更新を伴う意見形成モデルとエコーチェンバーの分析:加藤聡恵(静岡大学大学院),守田智(静岡大学)
複雑ネットワークにおける連結ロバスト性の構造的要因に関する研究:MOU Yingzhou(北陸先端科学技術大学院大学),林幸雄(北陸先端科学技術大学院大学)
狂犬病拡大抑制のためのSIRメタ個体群モデルシミュレーション:樋口正輝(長崎大学),今井哲郎(長崎大学)
自己双対な階層ネットワーク上のパーコレーションにおける多段階相転移について:綿谷和紀(茨城大学),長谷川雄央(茨城大学)
米国輸入関税に伴う駆け込み需要と在庫変動リスク:サプライチェーンにおけるブルウィップ効果の分析:原田啓矢(東京大学)山野泰子(東京大学未来ビジョン研究センター)西本恵太(東京大学)坂田一郎(東京大学)
急性期病院における部門間連絡網の構造変化 - 時間帯変化に着目したネットワーク分析のデモンストレーション -:森田ゆうき(北陸先端科学技術大学院大学),林幸雄(北陸先端科学技術大学院大学),西村拓一(北陸先端科学技術大学院大学),神野正博(社会医療法人財団 董仙会),神野正隆(社会医療法人財団 董仙会),小澤竹夫(社会医療法人財団 董仙会),中分遥(北陸先端科学技術大学院大学)
街作り後のエコロジカルネットワーク維持のための環境モニタリング手法の提案:中川慶次郎(東京大学),古賀希光(東京大学),小林博樹(東京大学)
グラフニューラルネットワークによる情報拡散パラメータの識別可能性の検討:山口智也(長崎大学),今井哲郎(長崎大学)
二重連結成分構造に基づく大域的サイクル除去とネットワーク分解:早坂光喜(茨城大学),水高将吾(茨城大学)
有向ネットワーク上の行動採用モデルが示す爆発的拡散:三上虎治郎(茨城大学),長谷川雄央(茨城大学)
マルコフ連鎖の確率的一般化を用いたノード間の興奮性・抑制性相互作用の発見:岡本洋(東京大学),山野泰子(東京大学),坂田一郎(東京大学)
相利共生モデルにおける非対称構造の数値分析:望月玲音(静岡大学),守田智(静岡大学)
オンライン言説空間におけるユーザー立場別インタラクションの分析:陳章軒(東京大学),中条雅貴(東京大学),吉田光男(筑波大学),鳥海不二夫(東京大学)
組織内感謝コミュニケーションデータを用いた感謝行動同類性:大嶋健心(長崎大学),今井哲郎(長崎大学)
On the Complex Interplay between Epidemic Dynamics and Network Topology:ThankGod I. S. Ikpe(Tohoku University),Takayuki Hiraoka(Aalto University,Finland),Naoya Fujiwara(Tohoku University; PRESTO Japan)
GIS軌跡データとマルコフ過程モデルに基づくヒツジの移動コスト推定: シルクロード経路の再現に向けて:山原大翔(東北大学),青木高明(滋賀大学),藤原直哉(東北大学)
コミュニティノートにおける評価分断の分析:中条雅貴(東京大学),鳥海不二夫(東京大学)
Assessment of Pediatric Healthcare Accessibility and Potential Risks via Road Network Analysis in Japan:Kunyuan Jiang(Tohoku University),Zhiqiong Fu(Tohoku University),Yusuke Okubo(National Center for Child Health and Development),Naoya Fujiwara(Tohoku University)
議員立法ネットワークの高次構造と政治的同類性の進化:山野泰子(東京大学),中条雅貴(東京大学),劉庶(東京大学),鳥海不二夫(東京大学)
スキャンダルにおけるファンダムの行動変容 — ジャニーズ騒動期の感情極性遷移と引用媒体との関連分析 —:村田 英理奈(東京大学,早稲田大学),中条 雅貴(東京大学),鳥海 不二夫(東京大学)
交通ダイナミクスが計算するAI:Road Traffic Reservoir Computingの検討: 福崎竜之輔(東北大学,筑波大学),安東弘泰(東北大学)